Press Release

1月 30, 2018

DSM社、パーソナルケア原料の大半でハラル認証を取得

DSMパーソナルケア&アロマインジェディエンツは本日、ヴヴリーとエーシュにある生産拠点での監査を経て、同社のパーソナルケア成分ポートフォリオの半分以上がハラル認証を取得したことを発表した。

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カイゼラウグスト(スイス) 2018年1月30日 09:00 CET

パーソナルケア、ホームケア、ファインフレグランス市場において業界をリードするサプライヤーのひとつであるDSMのパーソナルケア& アロマ原料事業部門は本日、ヴヴリーとエーシュにある生産拠点での監査を経て、同社のパーソナルケア製品群の半分以上がハラル認証を取得したことを発表した。 ハラル認証は世界中の主要なイスラム当局によって認められている。

DSMのハラール原料のポートフォリオには、皮膚活性剤ビタミン紫外線フィルター があり、様々なパーソナルケア用途に使用されている。今回の監査結果により、DSMのポートフォリオの半分以上がハラール認証を取得したことが確認された。この原料は、ブリュッセルの欧州ハラール食品評議会(HFCE)により承認された。同評議会は、インドネシアのウラマ評議会(Majelis Ulama Indonesia (MUI))、マレーシアのイスラム開発省(Jabatan Kemajuan Islam Malaysia (JAKIM))、アメリカのイスラム食品栄養評議会(Islamic Food and Nutrition Council of America (IFANCA))、および首長国連邦標準化計量庁(Emirates Authority for Standardization and Metrology (ESMA) )により承認されている。

ハラル製品への関心は世界中で高まっている

イスラム協力機構諸国に特化した成長戦略リサーチ&アドバイザリー会社であるDinarStandard社によると、ハラール認証製品に対する需要は非常に大きく、急速に成長しており、世界中で約18億人のイスラム教徒と、何百万人もの健康志向の非イスラム教徒がハラール製品に関心を寄せている。この関心は食品分野にとどまらず、美容業界にも影響を与えており、2013年1月から2016年10月までの期間において、世界の美容& パーソナルケアカテゴリーにおいて、ハラール製品の世界的な発売数は全発売数の2.5%を占めている。[i],[ii].

イスラム教徒の人口が多いアジア太平洋地域は、2014年1月から2016年10月までに新たに発売されたハラル美容製品の72%を占め、依然としてハラル製品の市場を支配している。 しかし、ハラルは、不要な化学物質を含まない「オールナチュラル」製品など、美容とウェルビーイング製品へのホリスティックなアプローチを求める、より幅広い健康志向の消費者層にますます浸透している。 ハラル認証はまた、ヴィーガン、ナチュラル、オーガニック、倫理的に調達された製品を求める、多くの場合若い年齢層の消費者の共感を呼んでいる。

DSMは今後もハラル認証ポートフォリオを拡大していく

DSMでは、イスラム法に基づき純粋であることが証明された製品で、イスラム教徒のニーズに応えることをお約束します」ステファン・ヘック DSMの顧客品質管理シニアディレクターのコメント「パッケージでハラル表示を強調したい顧客のニーズに応えるため、DSMはハラル認証原料のポートフォリオを拡大し続ける予定です。 私たちの目標は、ハラル要件に準拠したポートフォリオの全製品でハラル認証を取得することです」"

[i]ハラールとは、イスラム法で使用されるアラビア語で、消費または使用が許容されるとみなされる品目を表す言葉である。 パーソナルケアの文脈では、ハラール製品は、非ハラール的な方法で屠殺された動物由来の成分、禁止されている動物由来の成分(ゼラチン、コラーゲン、アラントインなど)、人体由来の成分を含んではならない。

[ミンテルGNPD

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