Press Release

10月 17, 2016

DSM、IFSCC会議で皮膚生化学の最新進歩を発表

DSMは、フロリダ州オーランドで開催されるIFSCCにおいて、皮膚生化学に関する科学的研究から得られた最新の知見を発表する。

ニュース&イベント 2016

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カイゼラウグスト(スイス) 2016年10月17日 12:00 CEST

DSMは、フロリダ州オーランドで10月30日(th)から11月2日(nd)まで開催される国際化粧品技術者会連盟(IFSCC)の会議で、皮膚生化学に関する最新の研究成果を発表する。

IFSCCは化粧品科学と技術の発展を目的とする世界的な連盟であり、DSMはこの権威あるイベントに参加できることを誇りに思い、ポスターセッションやプレゼンテーションを行います。

同社パーソナルケア事業部の科学者が、皮膚の乾燥と老化の根本原因に関する最新の研究について説明する。 この研究は、分子レベルでの皮膚生化学の調査と可視化を可能にする先駆的な技術を活用したものである。

10月31日(月)st の科学セッションでは、DSMニュートリショナル・プロダクツのシニア・サイエンティストであるライナー・ヴォーゲリが、「バリア機能の低下した皮膚における必須および非必須の角質層プロテアーゼの存在とその結果:プロテアーゼ阻害剤の重要な必要性」.と題し、プロテアーゼ活性が皮膚のバリア機能にどのような影響を及ぼすかを明らかにするためのバイオ機器による評価方法について説明し、乾燥肌の状態に関する研究に新たな道を開く。

DSMは、学術界や民間企業のパートナーとの協力のもと、分子モデリングを含む計算技術をますます活用し、画期的な化粧品原料やコンセプトの設計・開発を加速させています。 IFSCCポスターセッションでは、DSMパーソナルケアが以下のトピックを紹介します:

  • 異なる民族の顔面角層の質量分析に基づくプロテオミクスにより、乾燥肌に関与する新たな生化学的経路が明らかになった
  • 白人、アジア人、アフリカ人における異なる民族の皮膚老化と疎水性修飾ジペプチドによる治療効果
  • ヒト角層におけるビタミン種の生体力学的影響
  • プラスミノーゲン・セリン・プロテアーゼ系の調節による分子会話の模倣による皮膚バリア機能の改善
  • 10-ヒドロキシステアリン酸-ヒト皮膚の老化に対抗するバイオ由来脂質