Press Release
9月 15, 2015
DSMパーソナルケアは、米国オーランドで開催される2015年サンスクリーン・シンポジウムにおいて、業界の専門家と交流し、サイエンティストが強固な乳化に関する新たな研究成果を発表する。
カイゼラウグスト(スイス) 2015年9月15日 12:00 CEST
サンケアのリーディングカンパニーであるDSMパーソナルケアは、2015年9月16日から19日まで米国フロリダ州オーランドで開催される「2015サンスクリーンシンポジウム」において、業界の専門家と意見交換を行う。 9月18日には、DSMのシニアアプリケーションサイエンティストであるクリスティン・メンドロク・エディンガーが、強固な乳化に関する新たな研究成果を発表する。
DSMのAMPHISOL® Kは、卓越した日焼け止めの安定性と製品開発の容易さを両立させることができる水中油型乳化剤である。比較科学を駆使して、幅広い粘度範囲にわたって高いUVフィルターと顔料の負荷がもたらす現在の課題を克服する方法を紹介する。 さらに、消費者のコンプライアンスを促進する官能特性を提供しながら、高レベルの保護機能を併せ持つ、高度に洗練された新世代の日焼け止めとデイケア製品の開発の可能性を説明する。
研究により、AMPHISOL® Kは、水と液晶性脂質の相が非常に密に詰まった層からなる主にラメラ構造を形成する能力により、安定性を提供することが示されている。これまで、エマルションの安定化に関与すると考えられているミクロドメインはほとんど見られなかったが、凍結破壊走査電子顕微鏡により、最近DSMはこれらのミクロドメインを特定することができるようになった。
サンスクリーン・シンポジウムは、フロリダの化粧品科学者の教育と情報発信を使命として1984年に結成された化粧品化学者協会フロリダ支部によって開催される。 同支部は現在約150名の会員を有し、うち31名は名誉会員である。 同支部はフロリダ州内で会合を開催しており、年2回開催されるサンスクリーン・シンポジウムでよく知られている。 同シンポジウムでは、世界中のサン・ケアスペシャリストを迎え、サン・ケア・イノベーションの次の地平線と世界的な規制要件について意見交換が行われる。
DSMのプレゼンテーションの要旨は以下からダウンロードできる。